舘ひろしさんと黒木瞳さんが出演する映画「終わった人」の原作あらすじから結末や感想、映画のキャストなどについて書いていきます。
原作は内館牧子さんの同名小説で、出世できず定年を迎えた夫と、夫と距離をとるようになった妻の物語です。
ここからは、できるだけ早くわかりやすく、内館牧子さん原作の「終わった人」のあらすじからラストまでまとめていきます。
YouTubeの予告動画はまだありませんが、
舘ひろしさん演じる定年退職後の夫が、黒木瞳さん演じる妻とどのような夫婦を演じるか楽しみですね。
東映の公式ツイッターでは、撮影の様子の1シーンを見ることができます。
広末涼子さんも出演されているようです。
映画「 #終わった人 」現場レポ、 #舘ひろし & #黒木瞳 に #広末涼子 「このご夫婦は壊せません!」 – 映画ナタリー https://t.co/sDyL647XkG
— 東映映画公式 (@Toei_films) 2017年8月2日
ここからは、気になるあらすじやキャストについてです。
<あらすじ・キャスト>
「定年って生前葬だな・・・」
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。美容師の妻・千草は、後ろ向きな発言しかできなくなった壮介に距離を取り始める。このまま老け込むのは不味いと感じた彼は、スポーツジムで体を鍛え直すことにした。しかし、満たされない。「俺はまだ終われない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、いくら高学歴とはいえ特技もない定年後の男に職などそうない。
だが、ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。
こんな風になってるね。
サラリーマンが定年後に人生の生きがいを失って、妻との関係も悪くなっていく中で、新しい人生にチャレンジするという喜劇みたい。
主要なキャストこんな感じ!
子会社で定年を迎えた「終わった人」田代壮介(舘ひろし)
壮介の妻で美容師 田代千草(黒木瞳)
舘ひろしを惑わす美女・浜田久里(広末涼子)
壮介と千草の娘・山崎道子(臼田あさ美)
他にも何人か出てくるけど、この人たちだけ分かってたら、ストーリは押さえられると思うよ。
「終わった人」についてイメージできてきたところで、作品の展開やラストの結末についてです。
2018年公開‼️映画『#終わった人』
「#毛利元就」や、「#ひらり」など、ヒット作を世に送り出してきた、#内館牧子 原作によるベストセラー小説を映画化✨
ダサくもがむしゃらにもがく、主人公を #舘ひろし さん、かつての輝きを失った夫と向き合えない妻 #黒木瞳 さんが演じます pic.twitter.com/ZJCIjOocnO— 東映映画公式 (@Toei_films) 2017年9月12日
<ラストまでの流れ(ネタバレ)>
・主人公 田代(舘ひろし)は東大卒業後にメガバンクに就職し、最年少で支店長になるなど順調に出世してきたが、出世競争に敗れて子会社へ出向することとなり、子会社で定年を迎える。
・自分はもっと社会的に成功したいという思いが強い田代は、定年後の趣味も老人臭いものは受け入れられない。
・ふとしたきっかけで知り合った会社経営者に誘われて、田代は会社経営を手伝うことになる。
・同じ頃、カルチャーセンターの受付をしていた浜田(広末涼子)と田代が仲良くなり、恋愛関係に発展しそうになる。
・結局会社経営はうまくいかず、会社は倒産してしまう。
・田代は年金暮らしで生活を送ることとなる
以上が、作品のラストまでの流れです。
本は昨年末、読んであらすじはだいたいつかんでいますが、今週映画を見ようと思います。
定年(65歳)4年ほど時間は経過していすが、主人公の気持ち、焦りはある程度わかります。
サラリーマンと自営で会社経営することの落差が、主人公には見えていないと思います。
サラリーマン(サラリーマン社長も含めて)は気楽な稼業。
自営で裸一貫から社長になった人の厳しさがわからず、安易にIT企業(中小企業)の社長を請負い、
当然そこには個人保証という、日本の会社経営の独特の落とし穴にはまってしまった。
奥さんが稼いでいなければ、また良い人でなければ、自己破産するしかなかった。
この本をよんで、老後の落とし穴(投資も含めて)に落ちることなく、また自分の能力の限界もさとることができた。